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群馬県前橋市の鍼灸・あんま専門治療院 すみれ堂治療院

すみれ堂ブログ

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無気力

再試験に臨んだある学生さんと話をした。

何に対しても本気になれない、という。

能力は高い。少しやれば人並み以上の力を発揮する。

笑顔も見せる。人柄も将来患者さんがつきそうなものを持っている。

ただ、少し影がある。

現代の若者によくありがちな、この学生を私は上手く指導することができなかった。

先よりも今、最大限の努力を続けていくこと。

そう言えなかったのは、彼の中に少し、自分を見たせいなのかもしれない。

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親心、子心

ある方から名も知れぬ、名医の話を聞いた。

その先生は患者さんを診察して薬を出すとき、「自分の子供に出すとしたら・・・」と考えてから出していたそうだ。

だから薬の量や検査の回数が極端に少ない。儲からない。

しかしこの視点は重要で、我々鍼灸師も自分の子供や親を治療するとしたら・・・という心づもりで臨床にあたる。

教育もそう。もしこの学生が自分の子どもだったら・・・、とよく考える。

親とは、面倒くさくて、うるさいもの。

しかし気が付くと、ありがたい人なのである。

考えること


鍼灸学校で教員をしている。

今は後期授業等の準備期間。やらなくてはいけないことが沢山ある。

臨床の勉強もおろそかにはできない。

学生さんを勉強する気にさせるための勉強も・・・。

何から手を付けてよいのか、わからなくなる時がある。

しかし、とりあえず一つ動くと現状を打開できる。

一つ一つ積み重ねていくしかない。勉強も臨床も、人間も。

勉強

仕事をしながら勉強をするということは、すごく大変なこと。

私の先生がかつて、1日1時間で良いから毎日欠かさず勉強できたら、名医になれると教えて下さった。

結果、私は名医にほど遠い。

しかし、人に勉強をさせることはもっと難しい。

教育に携わる者として、自身の無力を思い知ること度々。

最も簡単なようで、一番難しいのは、素直な心で全ての人や事象から文字通り学ぶこと。

楽しく学べれば、最高の結果につながる。

国立障害者リハビリテーションセンター

所沢にある国立障害者リハビリテーションセンターが主催する、実践教育研究会に参加しました。

視覚障害のある鍼灸学生さんへの鍼の実技実習を見学させていただきました。
担当の先生は若く、エネルギッシュで、大きな方。

目が見えない、ということがむしろ、鍼灸の「リスク管理」(・・・鍼による感染症の予防や、灸による大やけどを予防するための管理)への意識を高くしていて、正直、目の見える我々の方が、あまりにリスクに無頓着であることに気づかされました。

それよりも何よりも、その先生方の熱意、情熱の素晴らしいこと。
リスク管理はもちろん、学生さん達に卒業後臨床に立つための心構えやアドバイスをされていました。

「大きな方」と書いたのは、体型ではなく、人間としての大きさです。
多くの他の鍼灸学校の教員が見守る中で、あれだけ質の高い授業をされる先生。

学生さんは幸せですね。
私も見習いたいと思います。


「からだ」に働きかけることは、「こころ」を楽にすること。東洋医学の考えを使った健康のあり方を提案。
すみれ堂治療院のホームページ

院主:北上貴史

北上 貴史
自己紹介:
妻と4人の子供(全員男!)とにぎやかな
毎日を送っています。

趣味は鍼灸、漢方、仕事で完全な仕事人間ですが、休日は家族との時間を大切にしています。

好きなテレビ番組は「カンブリア宮殿」。
学生時代サッカーをやっていました。

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