所沢にある国立障害者リハビリテーションセンターが主催する、実践教育研究会に参加しました。
視覚障害のある鍼灸学生さんへの鍼の実技実習を見学させていただきました。
担当の先生は若く、エネルギッシュで、大きな方。
目が見えない、ということがむしろ、鍼灸の「リスク管理」(・・・鍼による感染症の予防や、灸による大やけどを予防するための管理)への意識を高くしていて、正直、目の見える我々の方が、あまりにリスクに無頓着であることに気づかされました。
それよりも何よりも、その先生方の熱意、情熱の素晴らしいこと。
リスク管理はもちろん、学生さん達に卒業後臨床に立つための心構えやアドバイスをされていました。
「大きな方」と書いたのは、体型ではなく、人間としての大きさです。
多くの他の鍼灸学校の教員が見守る中で、あれだけ質の高い授業をされる先生。
学生さんは幸せですね。
私も見習いたいと思います。
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