当たり前のことだが、命は有限である。
しかし多くの場合、そのことを忘れてしまっている。或いは、考えないようにして生きている。
Iさんが亡くなって、私はそのことに改めて気づかされた。
悲しいというよりも、ただただ淋しい。
怪我をしてからのIさんは精神的に弱くなって、いつも弱気な発言だった。
でも、どうしてだろう。
Iさんほど、周囲に愛された人は少ないような気がする。
弱いけれど飾らない、人間らしい人柄が、多分多くの方の共感を得たのだろう。
私もそんなIさんに会えなくなったことが、この上なく淋しい。
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