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群馬県前橋市の鍼灸・あんま専門治療院 すみれ堂治療院

すみれ堂ブログ

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不安

不安である。

来年度から学校で担当する科目が一気に増える。
準備が間に合わないうえに、学科としての仕事が舞い込む。

論文も書かなくてはならない。

自分の能力や体力を超えていると思う。
やることがあり過ぎて、どこから手を付けてよいか分からなくなっている。

不安だけが大きくなる。

不安を打ち消すために唯一できること。
それは1つ1つ、一歩一歩目の前にあるものに全力で対処すること。

気が付いたら不安は後ろにありました。
そういえる日がきっと来る。


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命は有限

当たり前のことだが、命は有限である。

しかし多くの場合、そのことを忘れてしまっている。或いは、考えないようにして生きている。

Iさんが亡くなって、私はそのことに改めて気づかされた。

悲しいというよりも、ただただ淋しい。

怪我をしてからのIさんは精神的に弱くなって、いつも弱気な発言だった。

でも、どうしてだろう。

Iさんほど、周囲に愛された人は少ないような気がする。

弱いけれど飾らない、人間らしい人柄が、多分多くの方の共感を得たのだろう。

私もそんなIさんに会えなくなったことが、この上なく淋しい。

結果と経過

安部首相が最近「政治は結果だから・・・」と演説している姿を見て、最近の心の中のモヤモヤの原因が少し分かった気がした。

プロフェッショナルな職業である以上、我々鍼灸師や学校教育関係者には「結果」が求められる。

臨床例なら不妊治療に悩む患者さんの妊娠に貢献することや、教育現場なら国家試験合格率100%を出すこと。

「結果」が出た場合には「有能」なヒトになれ、出なければ「無能」と思われる。

少なくとも、上記のような考え方の人と話をしていると、そんな風に感じる。

もっと直接的に表現すれば、「結果」が出なかったヒトを下に見ている。

私は「有能」と思われたくて、ある意味一生懸命やってきた気がする。

でも、「結果」が出たときに素直に喜べなかったのは、多分「自分は無能ではない!」と証明したいという欲求よりも

自分のやりたいこと、自分が心地良いと感じる「経過」を無視していたから。

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10年前の甲子園の優勝投手、覚えていますか?

多分ほとんどの人は忘れている。私も忘れた。

でも、多分その投手は優勝という「結果」より、優勝に向かって努力してきた「経過」を糧にして、或いはプロとして、或

いはアマとして、或いは普通のサラリーマンとして頑張っているんじゃないかな。

私の師匠はご自身が不妊症に悩んだ経過をもち、結果として不妊症患者さんの治療を得意とする鍼灸を築き上げて

いる。

私は不妊症で授かることができなかったという「結果」よりも、今、数多くの患者さんのお役にたとうとする師匠を心から

尊敬している。そしてその経過を、師匠は楽しんでいるように見える。

「結果」が全てではない。と言ったら月並みだけれど、今という「経過」を楽しんだり、悲しんだりしながら、「結果」が出

れば最高だと思う。

そして臨床家としても、教育者としても、「結果」はもちろん「経過」を評価できる人間でありたい。

そう考えたら少し心のモヤモヤが、とれた気がした。




国家試験

昨日ははり師きゅう師の国家試験。

私の勤務する学校関係の学生さん達は、自己採点では全員合格。

とりあえず、よかった。

国家試験が近づいてからの終盤戦は色々考えさせられた。

ともあれ、ここが彼らのスタートライン。

先ずはそこに立つことができて、良かった。





やり切る覚悟を

2月に入った。24日に鍼灸師の国家試験がある。

あと3週間。学生さんたちは追い込みに入った。

個人的には子供の誕生などが重なり、手一杯。あとは個人で頑張ってもらうつもりだった。

すったもんだして。

結果的には最後まで共に頑張ることに決めた。

練習問題の作成はなかなか手間のかかる作業。出題率をチェックし、本物に出る問題を当てに行く。

その過程は少しお菓子作りに似ている。

作るの3時間、食べるの3分。そんな気がしないでもない。

けれどその3分間に「美味しい」と言って貰えることや、「少しでも頭に入った」と言って貰えることは、

時間やお金に変えられない価値を生むと信じたい。

最後まで、やり切る覚悟と体力。

つまるところ、臨床にも通ずる課題である。
「からだ」に働きかけることは、「こころ」を楽にすること。東洋医学の考えを使った健康のあり方を提案。
すみれ堂治療院のホームページ

院主:北上貴史

北上 貴史
自己紹介:
妻と4人の子供(全員男!)とにぎやかな
毎日を送っています。

趣味は鍼灸、漢方、仕事で完全な仕事人間ですが、休日は家族との時間を大切にしています。

好きなテレビ番組は「カンブリア宮殿」。
学生時代サッカーをやっていました。

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