夏の終わりに考えたこと

朝晩が肌寒くなって、夏の終わりが急にやってきた感がある。

夏は「火」で陽気が最も盛ん。それが終わるということは、「陰」に向かっていくということ。

センチメンタルな感情はある意味生理現象だろうか。

方向性を考えて行くには良い季節かもしれない。

じっくり練ろうと思う。

徳島県

徳島県は父の故郷。

子供たちを連れて早めの夏休みを取り、車で約12時間。

瀬戸大橋を過ぎると、淡路島、そして徳島。神戸の街並みが嘘のように、眼前に緑が広がる。

子供の頃には父に連れられ、毎年のように訪れた。

今は状況が変わり、父と会うことは少なくなった。

徳島に対する思いと、父への感情が複雑で、帰ってきてからもすっきりしない。

ただ、父の弱さを感じる言動に触れたとき、それが私の中にもあるのだと、

妙に達観した自分がいた。

親子って複雑ですね。

寝苦しさの功名

毎日寝苦しい。

自ずと睡眠不足に陥る。疲労も溜まりやすい。

血が不足する。

肝レベルなら、目の疲れ、筋肉のひきつり、腱鞘炎、頚肩こり、イライラが出現。

発汗のレベルに反比例して、暑さで食欲は減退。脾から作られる血も不足する。

やがて、腎精から血が作られる。

が、追いつかずに肝腎陰虚に発展。虚熱が出て、益々イライラ。腰痛と寝汗が出現。

心へ波及する。

睡眠が浅くなり、夢が多くなる。不安に拍車がかかり、ひどければ動悸や不整脈を呈す。

やはり、食事、睡眠、運動は大事ですね。

それと、季節に応じた治療を心掛けたいと思いました。

サポーター

スポーツトレーナーが、自分の診ている選手が良い結果を出した時、自分のケアが良かったからと言うかもしれない。

或いは教員や講師が、優秀な教え子が育ったら、「俺の教え子」だ、と言うかもしれない。

私はどちらの立場とも一線を隔す。

治療家は主役になってはいけない。

いつも患者さん(選手、教え子)の傍にいて、患者さんのサポーターであるべきだと思っている。

結果としてその方から、「ある人のお蔭で･･･」と言っていただけるなら、敢えて否定はせずに、たまに飲めない酒を飲もうと思う。

サポーターとして力不足なら、力量を上げる努力をしたい。

そんなことを考えた、一日の終わりでした。

無題

一寸先は闇だというけれど、当に先のことはわからない。

大企業に就職したって3年後が保障されている会社など、このご時世にあるのだろうか。

意識を先に持っていくと、言い知れない不安に包まれる。

今現在の連続の先に未来がある。

だから、現在に意識を向けて、頑張って生きるしかない。

先のことは分からない。

もしも先が厳しい状況になるのなら、自分が強くなって対応するしか仕方ない。

なんとかなるさ、を、なんとかするさに変えれば良い。