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群馬県前橋市の鍼灸・あんま専門治療院 すみれ堂治療院

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ある学生さんが学校を辞めた。

理由は色々あろうかと思うけど、一番大きな事は私の試験に受からなかったからだろう。

私の試験はやや難しい。
それは私の試験に受かるなら、担当科目に関しては必ず国家試験の合格水準を上回ることを学生に約束するレベルに設定しているからだ。

ある人は私を「壁」という。試験の「壁」は則ち資格の壁でもある。

鍼灸に興味を持って、ご縁あって入学された学生さんを、私は阻んでしまった。

この苦しさから逃げたくて、他の先生は「壁」にならない部分もあろう。

間違いではなかった、と信じたい自分と、もう「壁」はやめにして、「優しい」先生になろうかという自分がいる。

正しいかどうか分からないけれど、学生さんとの関わり方を変えてみようと思っている。

それが私にできる、せめてもの懺悔と思うから。

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ある学生さんが学校を辞めた。

理由は色々あろうかと思うけど、一番大きな事は私の試験に受からなかったからだろう。

私の試験はやや難しい。
それは私の試験に受かるなら、担当科目に関しては必ず国家試験の合格水準を上回ることを学生に約束するレベルに設定しているからだ。

ある人は私を「壁」という。試験の「壁」は則ち資格の壁でもある。

鍼灸に興味を持って、ご縁あって入学された学生さんを、私は阻んでしまった。

この苦しさから逃げたくて、他の先生は「壁」にならない部分もあろう。

間違いではなかった、と信じたい自分と、もう「壁」はやめにして、「優しい」先生になろうかという自分がいる。

正しいかどうか分からないけれど、学生さんとの関わり方を変えてみようと思っている。

それが私にできる、せめてもの懺悔と思うから。

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命短し

祖父が亡くなった。享年98歳。

去年亡くなった祖母とは、よく大阪人らしい、割と激しい喧嘩をしたが、孫の私達には優しかった。

いつも明るく、笑っていた印象で、時間があれば仏様を磨き、趣味の川柳のネタを探していた。

晩年は病との闘い。原因不明の発熱と浮腫。入退院を繰り返したらしい。
当時97歳だったから、体力のない人なら熱は出せないし、浮腫も出ぬまま亡くなるであろう。多分そんなに苦しまず。

しかし祖父の体は猶お生きようとして、外邪に対して発熱で抵抗し、その熱を冷やさんがために浮腫を形成した。
その苦しみは、「なんでおじいちゃん、何も悪いことしてへんのに、あない苦しまないかんのやろ?」との叔母の言葉が物語る。

闘うこと半年以上。その苦しみは計り知れない。

何故、そこまでも生きようとするのか。

叔母は「折角授けて貰った命やから、1日でも長く生きて貰いたい」と言っていた。

多分、祖父自身も理由は分からなかっただろうけど、祖父が築いた元の家族で、一人遺される叔母の為だったのかも知れない。

とにかく、祖父は命一杯に生きて、命一杯に亡くなった。
死に顔はとても穏やかで、鼻筋が少し私と似ている、と初めて感じた。

命はやはり有限だ。
私も命一杯に生きよう。
祖父の名に恥じぬよう。

祖父の顔を見ながら、そんな風に考えた。

ジンクス

鍼灸学校のジンクス

卒業時に賞を貰った学生は、大成しない。

賞とはすなわち、市長賞や学校長賞、師会賞などのことで

「他の学生の見本となる」学生であったということ。

テストで100点を取るヒトと80点のヒトの違いは

ここまでは出ないよね・・・という所まで覚えるかどうかという、ただそれだけの差

100点のヒトは受賞し、80点のヒトはただの卒業生となる。

100点のヒトは完璧主義で、自分にも他者にも厳しい

80点のヒトは少し大雑把で、その分他者にも寛容

完璧主義者は必ず行き詰まる。何故なら人間は完璧ではないから。

だから、受賞者は大成しない。

私は受賞者だった。

だからきっと大成はしない。でも、10年以上続けてこられた。

患者様や、他の方に助けられたし、今も助けて頂いている。

それに この学問や技術が好きなのだろう。

これからもこの道で社会に貢献できる生き方を探索したい。


割の良い仕事

1時間半の授業を1コマ講義するのに、約10時間準備にかけることがある、とある方に言ったら、
「なんて割に合わない仕事をしてるんだ!」と驚かれたことがある。

割の良い仕事ってなんだろう・・・。

考えてみたけれど、あまり思いつかない。

少なくとも私は割の良し悪しで仕事のモチベーションを変えることはない。

肝気鬱だからかな。

強いて言うなら、その仕事に気持ちが動くかどうか、なんだな。





過去と現在

私はもしかして病気かも、と思うことがある。

それは過去の自分を、自分としてではなく、とても近しい、けれども第三者の目でしか見れないこと。

専門学校の講義の資料。過去のものは他人が作ったもののように感じて、新たに作り直したり。

書いた論文。とても変な言い方だが、過去現在に考えたことと、今現在に考えていることは別人のようだったり・・・。

完全に忘れている訳ではない。が、何かが違う。強いて言えば「鮮度」のような。

過去の私は、私じゃない・・・としたら怖くもあるけど。

いつでも私は新しい私になれる。

こう考えるのは、病気でしょうか。

でもこの病気を、私は決して嫌いではない。





「からだ」に働きかけることは、「こころ」を楽にすること。東洋医学の考えを使った健康のあり方を提案。
すみれ堂治療院のホームページ

院主:北上貴史

北上 貴史
自己紹介:
妻と4人の子供(全員男!)とにぎやかな
毎日を送っています。

趣味は鍼灸、漢方、仕事で完全な仕事人間ですが、休日は家族との時間を大切にしています。

好きなテレビ番組は「カンブリア宮殿」。
学生時代サッカーをやっていました。

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